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【小売業】効率アップ|人時売上高・人時生産性の計算式と活用方法

人時売上高・人時生産性の計算式と活用方法小売業の計数初級編
人時売上高・人時生産性の計算式と活用方法

人時売上高や人時生産性は昨今様々な小売企業で店舗運営の指標として用いられています。

店舗運営の見直しや人件費削減をする場合に重要な指標として考える必要性があります。小売業においてこの指標をどう活用するのか、ポイントを説明します。

今回の記事のポイントは以下の2点です。

今回の記事のポイント
  1. 人時売上高・人時生産性の計算式
  2. 人時売上高・人時生産性の活用方法

この記事の執筆者の経歴は以下の通りです。

執筆者の経歴
  • 大手小売業3社で店長やスーパーバイザーを経験
  • 社員研修や新人店長育成経験あり
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人時売上高とは

人時売上高とは何を指すのでしょうか。以下で説明していきます。

人時売上高は従業員一人あたりが1時間で稼ぐ売上高

人時売上高(にんじうりあげだか)とは、従業員1人が1時間働く際に稼ぐ売上高のことです。

効率化の指標として使われることも多く、人時売上高が高いほど従業員1人あたりが効率よく売上を稼いでいることになります。

営業職のように、厳密に一人がいくら売上高ではなく、お店全体の売上を全従業員の労働時間で割ったものが人時売上高になります。

人時売上高の計算式

人時売上高は以下の計算式で求められます。

人時売上高=売上高÷総労働時間

総労働時間とは従業員全員の労働時間のことです。

月160時間勤務の社員が3人、月70時間勤務のアルバイトが6人の場合

160×3+70×6=900時間

900時間がひと月の総労働時間になります。

人時売上高計算例

■モデルケース
月間売上1800万円
社員3名 労働時間月160時間
アルバイト6名 労働時間月70時間

の場合
1800万円÷(160×3+70×6)=20000円

人時売上高=20000円

このモデルケースの場合は人時売上高は2万円となり、従業員一人あたりが1時間に2万円売上を稼いでいることになります。

上司は効率アップを気にしている仕事は効率的か!?人時売上高・人時生産性の計算式
上司は効率アップを気にしている仕事は効率的か!?人時売上高・人時生産性の計算式

人時売上高の活用方法

人時売上高は効率的な店舗運営の物差しとして、業界の平均や自社平均と比較して活用します。

自社が業界平均より低かったり、自店が会社平均より低い場合はさらなる経営効率の改善が必要かもしれません。

人時生産性とは

人時生産性は従業員一人あたりが1時間で稼ぐ利益

人時生産性(にんじせいさんせい)とは、従業員1人が1時間働く際に稼ぐ利益のことです。

人時生産性が高いほど、従業員1人あたりが効率よく利益を稼いでいることになります。

利益率改善や人件費の削減を経営の指標にしている企業は、この人時生産性を重視する傾向があります。

人時生産性の計算式

人時生産性は以下の計算式で求められます。

人時生産性=粗利益高÷総労働時間

人時生産性計算例

■モデルケース
月間売上1800万円 粗利益高180万円
社員3名 労働時間月160時間
アルバイト6名 労働時間月70時間

の場合
180万円÷(160×3+70×6)=2000円

人時生産性=2000円

このモデルケースの場合は人時生産性は2000円となり、従業員一人あたりが1時間に2000円の粗利益を稼いでいることになります。

上司は効率アップを気にしている仕事は効率的か!?人時売上高・人時生産性の計算式
上司は効率アップを気にしている仕事は効率的か!?人時売上高・人時生産性の計算式

人時生産性の活用方法

人時生産性は、効率的に利益を稼げているかを判断する指標になります。

人時生産性を業界平均や自社平均と比較することで、商品の価格設定に無駄はないか(不必要な安売りはしていないか)、商品の販売構成比は理想的か(極端に薄利なものに偏って売れていないか)がわかります。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は人時売上高・人時生産性について以下の2点を説明しました。

今回の記事のポイント
  1. 人時売上高・人時生産性の計算式
  2. 人時売上高・人時生産性の活用方法

これからもしっかり学んで一歩ずつ成長していきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。