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【小売業】人件費は適正か!?労働分配率をわかりやすく解説

【小売業】人件費は適正か!?労働分配率をわかりやすく解説小売業の計数中級編
【小売業】人件費は適正か!?労働分配率をわかりやすく解説

店舗を運営するうえで、スタッフ数や人件費が適正化を判断するのは非常に難しい問題です。

混雑している時には人では足りないし、空いているときには余っているように感じてしまいます。

そこで、上記を判断をする指標として労働分配率があります。

今回の記事のポイント
  • 労働分配率とは
  • 労働分配率の目安
  • 労働分配率を下げるための方法

この記事の執筆者の経歴は以下の通りです。

執筆者の経歴
  • 大手小売業3社で店長やスーパーバイザーを経験
  • 社員研修や新人店長育成経験あり
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労働分配率とは

労働分配率とは、会社が生み出した付加価値(粗利益高/売買差益高)を労働力、つまり人件費にどれだけ分配したのかを見るための指標で、以下の計算式で計算します。

労働分配率=粗利益高(売買差益高)÷人件費×100

労働分配率とは、簡単に言えば「粗利益高(売買差益高)のうち、人件費へ分配されている割合」のことを指します。

労働分配率の目安

労働分配率は高すぎると利益を圧迫しすぎて赤字体質に陥ります。利益に対して人件費が過剰な状態です。
また、労働分配率が低すぎる場合には、人員削減をしすぎていないか、従業員への報酬が低すぎないかを確認する必要があります。

2021年度業種別の労働分配率の平均値は以下の通りです。

製造業     46.5%     
卸売業46.2%
小売業49.3%
経済産業省:2022 年経済産業省企業活動基本調査速報(2021 年度実績)調査結果の概要

上記数値を参考にすると、小売店のひと月の粗利益高が100万円だった場合には、49万3千円を人件費に使っていることになります。

労働分配率を下げる方法

労働分配率が低すぎて困っている企業は少ないでしょう。

多くの小売店では利益を確保するために、人時売上高や人時生産性など指標を使い、労働分配率を低く抑えられるよう、日々取り組んでいるでことしょう。

どうしたら労働分配率を下げられるのでしょうか。

労働分配率を下げるためのポイントは以下の3つです。

【小売業】人件費は適正か!?労働分配率をわかりやすく解説:労働分配率を下げるためのポイント
【小売業】人件費は適正か!?労働分配率をわかりやすく解説:労働分配率を下げるためのポイント
労働分配率を下げるためのポイント
  • パート・アルバイト比率を上げる
  • インセンティブを取り入れる
  • 仕事を効率化する

パート・アルバイト比率を上げる

月給30万で1日8時間労働・月20日出勤の社員の時給は30万÷20日÷8時間=時給1875円です。

この社員一人分の労働力を、時給1013円のパート・アルバイトで賄うことができれば、

1013円×8時間×20日=162080円

正社員と比べて

3000000‐162080=137920円ほど人件費を削減することができます。

また、繁忙期のみや、荷受け品出しの多い開店時などを短時間のパートアルバイトで補うことができれば、余計な人件費がかかることもありません。

需要のピークに合わせて柔軟な労働契約を考えることが大切です。

インセンティブを取り入れる

インセンティブ(英: incentive)とは、個人や集団の行動を促進するために提供される基本給や役職級以外の臨時的な報酬や刺激です。組織や企業において、目標達成や成果向上を奨励するために、従業員に対して与えられる報酬や特典の形式として用いられることがあります。

インセンティブは、従業員のモチベーションを高め、パフォーマンスや生産性の向上を図ることを目的としています。

インセンティブを取り入れることで、企業側は目標が達成された時のみ、追加の報酬を払えば良いことになります。

給与や時給そのものを上げてしまうと、経営状況が悪くなったときに経営が苦しくなります。

昇給の全部または一部をインセンティブに置き換えることで、収益と人件費のバランスを取ることができます。

仕事を効率化する

仕事を効率化することで、労働時間を削減することができます。

作業をマニュアル化することで教育の時間を削減でき、商品や備品が整理整頓される仕組みを作れば物の管理コストを減らすことができます。

ITツールを活用してペーパーレス化することで効率を上げることもできます。

一部の作業を外注化することでも仕事の効率化が行えます。

最近はChatGPTも登場し、仕事等のアイデア出しも効率よく行うことができるようになりました。

ChatGPT openai

ChatGPTへの質問例

Q. 小売店ができるマーケティング方法を10個教えてください

A. 小売店が利用できるマーケティング方法は数多くありますが、以下に一般的な10個の方法を示します。

  1. 広告キャンペーン: テレビ、ラジオ、新聞、オンラインなど、さまざまなメディアを使用して広告を展開し、製品やサービスの知名度を高めることができます。
  2. デジタルマーケティング: ウェブサイトやソーシャルメディア、メールマーケティングなどを活用し、オンラインで顧客との関係を構築し、商品やサービスを宣伝・販売することができます。
  3. ポイントカードや会員制度: 顧客に対してポイントカードや会員カードを提供し、リピーターを増やしたり、顧客の忠誠心を高めたりすることができます。
  4. イベントやセールの開催: 特別なイベントやセールを開催し、顧客に特典や割引を提供することで、集客や売上増を図ることができます。
  5. パートナーシップ・提携: 関連業界やブランドとの提携を通じて相乗効果を生み出すことができます。共同プロモーションや特別な商品パッケージを提供するなどの方法があります。
  6. インフルエンサーマーケティング: インフルエンサーとの協力を通じて商品やサービスを宣伝し、彼らのフォロワーに影響を与えることができます。
  7. 地域コミュニティへの貢献: 地域のイベントや慈善活動に参加するなど、地域コミュニティへの関与を通じてブランドイメージを向上させることができます。
  8. バーコードやQRコードを活用した販促: 商品にバーコードやQRコードを付けて、割引クーポンや追加情報を提供することで、購買意欲を喚起することができます。
  9. ブログやコンテンツマーケティング: 自社ブログやオンラインコンテンツを通じて、顧客に有用な情報やエンターテイメントを提供することで、ブランドの専門性や価値をアピールすることができます。
  10. 文字数…

様々な方法を活用して仕事の効率化を進められるよう、日々考えることが大切です。

まとめ

労働分配率は人件費が適正かを判断するための指標です。

労働分配率を適正に保つためには、人件費のコントロールを始め、売上や利益の管理、業務の見直し等様々な取り組みを行う必要があります。

労働分配率の計算方法法は簡単なので、まずは自社や自店の労働分配率を計算してみましょう。

月次や年次のPLが出たら、売上・利益の他に経費の確認も忘れてはいけません。

PLを確認する際には、労働分配率が適正に保たれているかまで確認するようにしましょう。