PR

小売業はつらい?小売業界に20年いる私が考える小売業で働くメリット10選

小売業はつらい?小売業で働くメリット10選業界情報
小売業はつらい?小売業で働くメリット10選

世間では小売業といえば、仕事がきつい、年収が低い、理不尽なクレーマー対応、挙句の果てにはスキルも身に付かないなど言われ放題です。

言われていること一つ一つの詳細を掘り下げていくと、別に小売業に限ったことではありません。

まず仕事がきつい件に関しては、体力面で言えば宅配業界の方が明らかにきついです。

そして長時間労働が発生する会社は小売業界以外にもたくさんあります。

以下はネットニュースの記事です。

「過労死ライン」104人 コロナ感染症対応で高崎市職員 月80時間以上の残業

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/111168
スポンサーリンク

まず初めに

結局のところ仕事のしやすさは企業のコンプライアンス遵守意識がしっかりしているかどうかによります。

私が勤めていた会社では、どんな繁忙期でも月40時間を超える残業は発生したことがありませんでした。

他社小売業で働いている知人もこれほどの残業はしたことがないと言っています。

またクレームやトラブル対応ですが、大きな問題に発展することはまずありません。

これは取り扱う商品や情報の種類によるものだと思います。

仕事に関しては、何よりも個人の適性に合っているかが重要なポイントだと思います。

目立つのが苦手な人が司会業をするのは多大なストレスになるように、適正で言えば小売業に向いている人はいます。

スキルに関しても、対人折衝・ロジカルシンキング・マーケティング・計数・販売・デザイン等と幅広いスキルを身に付けることが可能です。

小売業で身に付いたスキルは小売業でしか使えないものではありません。

ベストセラー本「転職と副業のかけ算」の著者motoさんのように、身に付いたスキルの見せ方を工夫すれば他業界にも応用可能です。

負の側面がクローズアップされがちな小売業ですが、今回は小売業界で20年間仕事をしている私が考える小売業で働くメリットに10選をご紹介します。

小売業で働くメリット

小売業で働くメリットは主に以下の10個です。

いろいろな人に出会える

就職や転職関係では、学歴で足切りされる話をよく聞きます。また就職や転職に有利な資格情報なども良く目にします。

しかし、みんながみんな学歴がよかったり、特別な資格を持っているわけではありません。

そういうものが無くても働ける業界はどこでしょうか。

はぁぁぁぁぁいっっっっ!!!

小売業です。

私は副店長時代、年上の部下にこんなことを言われたことがあります。

「あなたは私に嫌がらせをするために生きているの?」

きつい指導などはした覚えが無かったし、むしろ年上だから気を使っていたくらいなのにこの一言…

数ヶ月一緒に仕事をしましたが、まーまーきつかったです

ちなみにその方は「この店には悪霊がとりついている」とも言っていました…

他にも「1割引きって何割引ですか?」という質問から、人生論を語る50代のフリーター、ビッグデータよりも自分の直感を信じるバイトリーダーなど様々な人によって支えられています。

いつもご協力ありがとうございます。

お客様に関しても学歴や価値観はバラバラです。ほとんどの小売店舗は誰でもお店を利用できます。

学力が高い人低い人、犯罪を犯した人犯していない人、モラルがある人ない人、お金がある人ない人、気が長い人短気な人。

半額になった消費期限ギリギリのもやし(9円)の鮮度が悪いと怒る人。

クーポン券を使って割引になった商品の割引額がおかしいと言ってくる人(実際は合っている)。

テレビショッピングの商品が売っていないと怒る人。

被害妄想の強い人もいる。

レジ交代の際に引き継ぎをしていたところ、店内に入ってきた女性が開口一番、「私の悪口を言ってたでしょ!」と怒ってくる。

「勘違いさせてしまう言動をして申し訳ございませんでした」とお詫びする。

そんな多種多様な方々との出会いがあります。

いつもご利用ありがとうございます。

お客様用トイレのトイレットペーパーは無くなるし、ペーパータオル用のゴミ箱にコンドームは捨ててあるし、トイレの清掃チェックリストに落書きもされるし、商品のテスターは最早持って帰って良い物と思われています。

もはや想定の範囲内です。

新人の頃は驚いたことも腹を立てたこともありますが、小売店舗で働きはじめてから人の多様性を知り、貴重な経験をたくさんさせていただきました。

感情的なトラブル解決能力が身に付く

小売業の現場で働いていると本部から、「二次クレームに発展しないように、クレームの一次対応は充分に気をつけましょう。」ということを度々言われます。

どういうことかというと、何か不満があってお店に申しでるのが一次クレーム、そしてその対応をした店員の態度に不満等を感じてつけるクレームが二次クレームです。感情の問題であることが多いので、若干争点がぼやけることが多くあります。

お客様「ちょっと!昨日買ったネギが少ししんなりしてるんだけど!!!!」 ※一次クレーム

店員「見切りで20%引きにしていたものなので多少は・・・」

お客様「てめーなんなんだその態度はー!!!」 ※二次クレーム

感情的なクレームの場合は、具体的な改善策の提案が非常にしづらく、お客様の心情を汲みながら落としどころを探ることが多くありました。

「確かにお客様の真意を正確に把握できるように、もっとお話をよく聞くべきでした。今後はこのようなことのないようにしっかり注意いたします(白目)」

自分の部下がやらかした場合の第一声はこれ一択です

「お客様ぁぁぁぁ、申し訳ございませぇえぇぇん!!」

最初からアクセル全開です。

お客様が納得すれば問題解決です。

そのお客様の納得するところに問題をうまく着地できるようにする能力が身に付きます。

もちろん、不良品や期限切れ商品の販売等の明らかなオペレーション上の問題があった際は改善に取り組みます。

平日に休める

小売業では土日休めないという話をよく聞きます。たしかに社員だと休みづらい時はあります。パートさんに優先して休みを取らせる為です。

しかし社員もローテーションで休んだり、パートさんの休み希望がなければ休むこともあります。

土日に休みがないのはデメリットのように言われていますが、そんなことはありません。

平日休めることは意外とメリットがあります。まずどこに行っても基本的に空いてます。

人気の飲食店も観光地も平日はけっこう空いています。

並ばずスイ、ス~イです。

閑散期ならホテルも繁忙期の半額くらいで止まれます。

スーパーに行ってもゆったり買物できるしレジの待ち時間もほぼありません。

同じサービスを割安で受けることができるのはかなりのメリットではないでしょうか。

また、銀行や官公庁の窓口に行けるというのは、いざという時に助かります。土日しか休みがないと、住民票を取るときも有休を使ったり、コンビニで取れるようにマイナンバーカードを作ったりと何かと不便なこともあります。

仕事があまりむずかしくない

雇われの小売業従事者の仕事は基本的に、納品された商品を陳列して適当に愛想を振りまいてレジを打つだけです。私が知っている経営者は従業員に「頭を使う必要はない!」と言っています(笑)

仕事の効率化や上記のクレーム対応など多少頭を使ったり慣れが必要なところもありますが、プロスポーツ選手のように並外れた身体能力が必要だったり、仕業をされている方のように難しい資格が必要でもありませんし、ミッションインポッシブルのイーサン・ハントのように極限の精神力をためされることもありません。

ある程度の経験値がたまってくると、大体の仕事はルーティンワークになってきます。

出世をあきらめれば、求められるものも多くはありません。

今まで勉強が苦手だったり、自分で考えることが苦手な人にとってはありがたいのではないでしょうか。それでいて生活できるくらいのお給料はもらえます。

マイナビ転職サイトではジョブリシャス診断という適職診断をすることができます。

マイナビ転職 ジョブリシャス診断

試しにやってみてはいかがでしょうか。

結果が出やすい

これまで関わってきた人たちを見るに、現場レベルで言えばゴリゴリ自己研鑽をしていて上昇志向という人は極少数派です。

私が在席していた企業では、上の役職に就きたいという人は少ないという話をよく耳にしました。

だからこそモチベーションの高い人は高評価を受けたり出世の機会を得やすいと思います。

なんとなく惰性で仕事をしている人がいる一方で、お店の課題をしっかり認識していて日々の業務もしっかりこなしている人はそれだけで高い社内評価を受ける可能性が高くなります。

周りが優秀な方ばかりだと頭一つ抜きんでるのも大変ですが、小売業ならそんなことはありません(たぶん)。

それなりの給料

そこそこの小売企業だと入社数年の平社員で年収400万ちょっとくらいは狙えると思います(実体験)。やることと言えば品出しと売り場作りとお客様のクレーム対応やパートさんの愚痴の聞き役とあと少々の雑務。

店長を目指すという選択肢を捨てて、平社員としてそれなりの給料で働くという選択肢を取る人も少なくありません。

店でトラブルが発生するたびになにかと連絡がくる店長、オンオフの境目があいまいな管理職とくらべて、圧倒的に余暇時間が多いです。

指示は本部から毎日のように出ますから、受け身の方でもなんとかなるのが平社員いいところ。

あくまで参考ですが、下の図はファーストリテイリングの評価システムです。

J-2の下限は約350万円となっています。このあたりならいけそうじゃないですか?

ファーストリテイリンググループ キャリアパス

※テキトーに働いても給料が保証されるという意味ではありません。ファーストリテイリングの評価システム表はあくまで参考です。

変形労働時間制が使える

小売企業では変形労働時間制を採用している企業もあります。

変形労働時間制とは、今日は忙しいから10時間働くけど明日は比較的忙しくないから6時間というように、総労働時間は変わらないけど一日の労働時間を日によって変えることができる勤務体系です。

労働基準法で労働時間は1日8時間/1週間40時間と定められています。

この定められた労働時間に柔軟性を持たせることができるのが変形労働時間制です。

参考:労働基準に関する法制度

労働基準監督署への届け出が必要なので、導入しているかどうかは勤めている会社によります。

この制度をうまく活用することによって、会社側は無駄な残業を削減することができ、労働者側は長時間労働を避けることができるようになり、双方でウィンウィンの関係を築くことができます。

私は勤務時間が短くなった日はジムに行ったり、本を読んだりして気分をリフレッシュしています。

小売業=長時間労働という印象がありますが、コンプライアンス遵守意識の高い企業では、長時間労働にならないように本部主導で労働時間の管理をしているところもあります。

過去に努めた会社では月100時間に迫るサービス残業を強いられましたが(すぐやめた)、今勤めている会社の残業時間は月20時間未満。どんな繁忙期でも月40時間を超えたことはありません。

しっかりした会社は人手不足などで長時間労働が発生しそうな場合は他店からの応援をもらって不足分をカバーもしてくれますし、長時間労働にならないように本部がサポートしてくれます。

日常的に残業が発生しているかどうかは、外部からは分かりづらいところがありますので、転職口コミサイトや社内の人に確認したい項目の一つです。

実際に就職を決めるのとは違い、下調べ自体にはリスクがありません。

気が済むまで行ってください。

転勤がある

店舗で勤務をしていると、少なからず従業員間の価値観の不一致や客層が自分に合う合わないということが発生します。

1つの事業所勤めだと、入社後に事業所の雰囲気が自分に合わなくても我慢して仕事を続けるか転職するかしかできません。

一方で多くの小売企業は多店舗展開していますので人事異動により配属店舗が変わります。

一店舗で辛い思いをしても人事異動により環境が改善する可能性があります。

人事異動のタイミングなどは企業によりますが、1つの店舗での勤務は最長2年程度という社内規定がある企業もあるようです。

それと全国チェーン企業等では転居を伴う異動があります。

私はこの制度にメリットを感じている一人です。

全国チェーン企業では入社時や定期的に社員区分を選ぶことができ、社員区分によって転勤の範囲が変わります。

自宅から通える範囲で勤務するエリア社員、自宅から100km圏内等の一定のエリア内で転居を伴う転勤があるリージョナル社員、全国転勤のあるナショナル社員などという感じです。

転居を伴う転勤のメリットは

  • 家賃の全額または一部を会社が負担してくれる
  • 転勤手当がもらえる
  • お店の近くに住めるので通勤時間が短くなる
  • いろいろな土地で観光やグルメを楽しめる

多くの人は手取り収入から家賃を負担していて、それが大きな家計負担になっていると思います。

しかし、家賃補助のある会社に勤めることができればこの分を全額貯金することも可能です。

金銭的メリット:家賃補助や転勤手当で浮いたお金を娯楽や投資に回せる

家賃補助制度や転勤手当は大きな家計の助けになります。

浮いたお金を日々の生活を豊かにするための娯楽に使うこともできますし、将来に向けて貯蓄や投資に回すこともできます。

生活の質を下げずに投資の運用資金にできるのが大きなメリットだと感じています。

家賃補助の分は投資に回して残りのお金は普通に使う。

生活の質は下げずにお金を増やすことができます。

私は浮いたお金はほぼ、つみたてNISAや投資信託でのS&P500 への投資へ回しています。

優良投資商品と言われているS&P500で22歳から42歳までの20年間に年利5%で運用したと仮定しましょう。

年間60万円×20年=1200万円の積み立て総額に対して運用総額が1940万円ほどになります

参考:積立計算

42歳で仮に積み立てをやめたとしても、この1940万円をそのまま年利5%で18年間運用し続ければ、60歳時点ではなんと運用総額が約4670万ほどになっています。老後資金には十分なお金だと思います。

銀行預金で4670万円貯めるのはかなり難しいです。

しかし会社の制度と時間をうまく使うことによって、まとまったお金を準備できる可能性が高くなります。もちろん投資に絶対はありませんし、勤め先の家賃補助制度がこの先もずっと続くとも限りません。リスクとリターンは自分で考える必要があります。

時間や地理的なメリット:通勤時間が短い|いろいろな都道府県に住める

転居を伴わない異動や、一か所の事業所に通勤する場合に、会社(店舗)が必ずしも自宅から近くなるとは限りません。

通勤時間が長くなるほどに非生産的な時間が増えることになります。

転居を伴う異動の際は、余程の事情がない限り会社の近くに物件を借りることが可能です(しかも会社の金で)。

会社まで15分で通勤できれば、通勤時間が1時間かかる時と比べて1日に1時間半ほど自由に使える時間が増えます。ゆっくり寝ててもいいし、テレビや読書を楽しんでもいいし、スポーツなどもできます。

大体の企業ではひと月に20日程度は仕事をしますから1時間半×20日=30時間でひと月に1日分以上は自分の為に使える時間が増えることになります。

12カ月で360時間、15日分です。馬鹿にできない時間です。

また転居を伴う異動は旅行好きにはありがたいです。

小売業で得難いものと言えばその一つに長期休暇があります。

小売店舗は基本的に、人件費を抑えるために必要最小限の人員で店舗を運営しなければならない為、長期休暇は取りづらい傾向があります。

遠くの観光地へ行きたくても、行ける機会は少ないです。

私は2連休以上はほとんど取得したことはありませんでした。

しかし転居を伴う(都道府県を跨ぐ)異動なら、この問題をある程度解消できます。

都道府県を跨ぐ異動では毎回新鮮で素敵な出会いがあり、美しい場所や楽しいところへ観光に行くことができ、その土地の特産品や人気のグルメを楽しむことができます。

私は転居先で観光することで、旅行をそれなりに楽しんできました。

これまでに行ったところは北海道は札幌・小樽、東北は青森以外、関東は山梨以外、中部は新潟、関西は大阪・京都、中国地方は鳥取以外、四国は徳島・香川あたりです。

こんな感じで長期連休が取れないなりに、いろいろな土地での観光を楽しめています。

中部と九州はほぼ行ったことがないので、いつか行けたらいいなあと思っています(笑)

適度な運動になる

店舗で仕事をしていると、開店準備→品出し→商品補充→前出しなどでとにかく店内を移動します。

私は、一日にどのくらい歩いているのか気になったので歩数計を付けてしばらく勤務していた時がありました。

結果的は約1万歩ほどでした

厚生労働省のデータでは一日あたりの男性の平均歩数は約7600歩、女性は約6600歩なので平均を上回ってることになります。また、厚生労働省の政策「健康日本21」によると一日の歩数の目標は男性9,200歩/女性8,300歩となっていますので、目標を達成することができています。

参考:厚生労働省 身体活動量と死亡・9年度国民栄養調査)

業種にもよりますが、ソフトドリンクやビールケースの積み直しもよい運動になります。

筋力は使わないと弱くなっていきますので、日ごろからこうして体を動かすのは良いことだと思います。適度な運動をしながらお給料ももらえます。

ただし腰痛などのケガには注意したいところです。

それなりに幅広いスキルが身につく

よく小売業ではスキルが身に付かないと言われますが、そもそもスキルとは何なんでしょうか。

「スキル=お金を稼ぐ能力」と考えれば、会社の看板がなくなっても明日からお金を稼げる人は極少数だと思います。

小売業では「人・物・金」に関するスキルが幅広く身に付きます。

  • 接客・販売
  • 対人折衝
  • 在庫管理
  • 計数
  • PCスキル
  • マーケティング
  • マネジメント
接客・販売

「今日は暑いですね」などの短い挨拶から、商品説明、会員獲得など、小売店舗ではお客様とコミュニケーションを取る機会が多くあります。

お客様と良好な関係を築ければ、お店の印象も良くなりリピートにもつながります。

お客様と良好な関係を築きながら、商品を購入してもらったり、会員になってもらったりするためには言葉遣い・抑揚・話の展開の仕方・切り出すタイミングなど様々なポイントに気を付ける必要があります。

店舗で働いているとこのようなスキルを高めることができます。

対人折衝

上でも書きましたが、店舗で勤務をしていると時々お客様からクレームを受けることがあります。

「見切り品のネギがシナシナなんですけど!」

ここでお客様の主張をうまくくみ取れなかったり、対応をおろそかにすると二次クレームに発展します。クレームには真摯に対応することが必要不可欠ですが、「真摯に(見えるように)対応する」ことが重要です。

クレームの内容は商品と付いている値札の価格違い、接客態度、不良品などパターンは決まっていますが、お客様の性格は十人十色です。その都度その都度で適切な判断を求められます。

また、対人トラブルは対お客様だけで発生するものではありません。

従業員間でのトラブルもあります。

むしろこちらの方が身近で骨が折れるかもしれません。

「Aさんから出勤時に挨拶がありませんでした!腹が立つのでもう同じシフトにしないでください!」

「Bさんが備品を片付けません」

「片付け方が変だと思う」

「CさんとDさんがもめてる」

「事務所でカレーを食べている」

「あなたは私に嫌がらせをするために生きているの?」

ゃあああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ

やめてぇぇぇぇぇええぇぇぇぇ

対人関係に関しては、デールカーネギーのベストセラー「人を動かす」が大変参考になりました。

この本を読んでからは


  • 相手の自己重要感を大切にする
  • 話は最後まで聞く
  • 否定しない
  • お願い(指示)するときには相手の利益を提示する

を意識して仕事をするようになり、円滑な人間関係を築きやすくなりました。

関連:私の人生を変えたおすすめ書籍

在庫管理

商品が品切れしていると、売上になりませんし、お客様に失望を与えます。

在庫が多すぎたり、倉庫が片付いていないと作業効率が悪くなります。長期保存により品質の劣化や期限切れが発生すると、お店の損失に繋がります。

バランスの取れた管理が出来るかが店長・担当者の腕の見せどころです。

在庫の管理の仕方については在庫回転率や在庫金額も参考にしていきます。

在庫の管理の仕方でお店の売上や利益が変わってきますから、「在庫管理=お金の管理」と捉えることができます。

計数

売上は数字だし、客数も数字。作業時間も数字だし、発注数量も仕入金額も勤務時間もパートさんの人数も全部数字です。

小売業では営業によって発生した数値を計数と呼んでいます。

小売業でよく使う計数には売上・粗利・粗利益率・客数・点単価・客単価・買上点数・損益分岐点売上高・人時売上高・人時生産性などがあります。

参考:計数管理

店舗運営をしているとこの計数管理が重要になってきます。お店の成績表だからです。

前年よりも売上や粗利益が減ればどこに問題が発生しているか掘り下げていく必要があります。

売上=客数×客単価なので、売上が減っていれば客数と客単価を確認し、客数が減っていれば改善策を、客単価が減っていればその改善策を模索するという具合です。

お店の数値と向き合っていくことで、この計数を読み解く力や管理する能力が養われていきます。

私は高校時代、数学で赤点の常連でした。そんな私でもなんとかやれているので、コツをつかめば案外何とかなるものです。

PCスキル

本部からデータが配信されたりデータベースから必要なデータは収集できますが、時にはそのデータを店独自に加工する必要が出てきます。

売上データから特定の数値だけをまとめたり、日別の数値を合計したり、平均を出したりetc…

売上計画や行動計画等の報告もエクセルやパワーポイントですることがほとんどです。

小売業ならではのスキルとしては、エクセルでPOPを作ることもあります。

PC操作に不慣れでも業務を通してPCスキルを高めることができますし、学んだことをアウトプットして業務の効率化につながれば社内評価も高まります。

マーケティング

小売業でのマーケティングとは主にインストアマーチャンダイジングです。

マーケティング手法の一部でなんだか難しい言葉ですが、「インストア=店内」「マーチャンダイジング=商品政策」、つまり「店内でどのようにして商品を売るか」です。

陳列場所、陳列の仕方、演出、価格、販売時期などがそれにあたります。

人目を引き付けるために手書きPOPで演出したり、ドラッグストアのように冬に店頭でカイロを売り込んだり、コンビニのようにレジ横に低単価のお菓子を陳列したりと、お店によって取り扱っている商品や客層も変わるので、当然それに合わせて売り方を変える必要があります。

安く仕入れたものをただ安い値段で陳列するだけではなくて、「数量限定」などのコメントを付け加えたり、SNSでバズっている商品に「SNSで話題」というPOPを付けたり、若年層の子育て世代向けの商品は安さを強調したり、子離れした世代や独身の方への訴求は機能や品質の良さを強調したり、お年寄り向けの商品は文字を大きくして見やすくしたりと様々なやり方で商品をお客様に売り込みます。

WEBやSNSを使った広告宣伝はメーカーがやる一方で、店頭に来たお客様と商品を結びつけるのが我々の役割です。

マネジメント

大型店だと部門長、小型店だと副店長あたりかた部下やパートアルバイトの管理を任されるようになります。

部下をもつ立場になったら、会社の目標を達成させるために部下にどう動いてもらうかを考えなければなりません。

「売れた商品の補充をする/品切れしないように発注する/商品の検品を正しく行う/お客様対応をきちんとする/季節商品の入れ替えや新商品の陳列を適切に行う/店内の掃除をするetc…」これらの仕事を決められた時間内に終わらせる。

「補充しておいて」と指示を出して補充されていないことなんて日常茶飯事ですし、「特売で安くなるから多めに発注しておいて」と指示したら想定の3倍納品されたり、掃除一つにしてもこだわりが強くて時間がかかったり逆に抜け漏れが多かったりetc…と、予定通りにいかなくて普通。一つ一つの作業をお願いするにしても任せ方やコミュニケーションのとり方次第で結果は大きく変わります。

コミュニケーションを疎かにしたり自分の感情に振り回されると、ツケは自分に回ってきます。

人を動かす立場になって学ぶことは多くあります。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

山本五十六

小売業界では、このようなマネジメントに関わるチャンスを得やすいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は小売業界に20年いる私が考える小売業で働くそれメリット!10選を紹介しました。

自分に合った仕事を見つけられるかは兎にも角にも転職活動を始めることです。

気になる企業がなければ、そのまま今の仕事を続ければ良いだけ。

良い企業に巡り合えたらラッキーです。

エージェントをうまく活用して、自分を一番高く評価してくれる企業をみつけましょう!

求職活動については、こちらの記事がおすすめです。